留学生の不思議

先生ブログ

 みなさん、こんにちは。日本語教師の佐藤です。

 10月は運気が最悪と占いで書かれていて、さすがに誕生月に運気悪いの嫌だな~なんて思っていましたが、まあまあ運気はよくなかったかもしれません。主にストレス

 日々恨み言を吐きながら何とか乗り越えております。ぐちぐち言いながら過ごせるのも今のうちだけかもしれないので、今のうちに盛大に言っておきたいと思います🙃

 まあそんな感じの一月でしたが、何だかんだ芸術の秋を謳歌しておりました。

 バーンアウト大阪のライブに行ったり、宇治観光をしたり、アーツ前橋を訪れたり……。相も変わらず、いやそれ以上に、八咫烏シリーズの読み返しが進むほどに雪哉っぴへのが増していきます

念願の源氏物語巡りをしました。今回は宇治でしたが、とてもよいところでした。

 とうとう誕生日と同じ日付の年齢になりましたが、落ち着きとは無縁の人生を送りそうです。

 そして11月といえば、場地圭介くんのお誕生日です。彼を好きになって4年経ちました。今年は忙しすぎてホールケーキ買えなかったので、ずっと気になってたコンフィチュリエのパフェでお祝いしました。

 本当に本当に本当に生まれてきてくれてありがとう😭😭

 さて、この数週間で、突然の寒さと業務量の増加で風邪を引きました。毎年この時期は風邪を引くので、いくら健康的といえども、風邪には勝てませんでした(^q^)のどガッサガサで学生に「先生元気ですか」と心配されました。体は元気です。のどだけ終わりました😂

 風邪引いてから三日目ぐらいに鼻水が出始めて何とか治りそうです。病院行くか微妙な感じでしたが、現在は無事に回復しました。自分の丈夫さに震えています。病院には行かなかった。

 でも涼しくなって、真夏には着られなかったお洋服が着られるようになって、ちょっとだけハッピーです。寒くなりすぎだけどな!!

 今回ブログに書こうと思った話がありましたが、それよりも記事にしたい話があったので、その話はまたいつかしようと思います。

 今回は、『日本語学校に通う留学生の不思議』がテーマです。数年日本語学校で日本語教師として働いていると、留学生の似た行動が見つけられてきます。日本人じゃあまりしない行動なので、「え!?」と思うこともしばしばあります。きっと日本語教師なら共感してくれるはず。留学生のことを知らない方はぜひこの機会に考え方の違いを知ってください笑。

1.取ったり取られたりの消しゴム

 これはもはや日常の風景と化しています。今使ってるその消しゴムは自分の?誰の?というぐらいあっちこっちに消しゴムが移動します。日本人なら「消しゴム貸して」と一言、そして許可をもらってから消しゴムを借りますが、そんな光景はほぼ見ません。ないから隣の机から取る。そして返さない。取られた方も何も言わない。そうしているうちに、消しゴムが落ちて床に放置される。あまりにも頻繁に見すぎて、どうなってんだと学生に聞いたことがあります。

 彼らは自分のものが他者に勝手に使われてもあまり気にならないそうです。「嫌じゃない?」と聞けば「嫌じゃない」と。助け合いの精神がここまで及ぶとは。こればかりは考え方が根底から違うようです。

 だからまあカンニングも同じ考え方で、自分の答えを取られても怒らないし、むしろ教えてあげる文化。知識の盗用だとは露にも思わないわけですね。授業が始まって最初のテスト監督は本当に大変です。もぐらたたきゲーム。根気強く指導して、これは次第に減っていきますが。

2.動くのは自分じゃなくて机

 これもね~~不思議なんですけど、例えば消しゴムが落ちた時、普通はいすを引いて消しゴムを拾いますよね。でもほとんどの留学生は机をよっこいしょと持ち上げて前に動かして拾うんです。字を書くときもそうです。自分と机の距離が遠いなと思ったら、いすを前に引くんじゃなくて、机を寄せる。おかげで毎日机の配置がぐちゃぐちゃです。

 シンプルになんで?

 机よりいすの方が軽いんだから、自分が動けば早いし楽なのに、動くのは机なんです。だから結構自分が変わるというより相手を変えさせようとする考え方を持つ学生が多いなと感じます。これも文化の違いでしょうか。

3.中心にあるのは自分

 2.に通ずるものがありますが、留学生に限らず、日本人には当たり前といっていい「他の人への思いやり(配慮)」がちょっと足りない笑。うーーーん、おそらくですけど周りにどう思われるのか気にしていないというのが一番でしょうね。

 自転車を止めるとき、他の人も止めることを考えて、少し詰めて止めたり、端に寄せて止めるというのがあまりない。自分がよければ万事ヨシ!な考え方がちょいちょい垣間見えます。その都度、日本の生活について話したり、注意したりしますが、日本人からすると「え、そんなことも言わなきゃだめなんだ」みたいな行動があって日々驚きの連続です。

 周りの視線を気にしないというのはうらやましいです。時には大胆さも必要だよね☆、ってね。

 信じられないことが起きることの多い日本語教師という仕事ですが、やっぱり学生の日本語が伸びて、できなかったことが増えていくと嬉しくなるので、面白い職業です。この仕事が天職!!って感じはしませんが、「好きだな~」と思える仕事です。かの有名な孔子も言っています。

子曰く、之れを知る者は之れを好む者に如かず。 之れを好む者は之れを楽しむ者に如かず。

 いつか「楽しい」と感じる日が来るまで、頑張りたいと思います。

 では、また来月👋

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